通信制高校にはどんな人が通っているのか?また、どの年代が多いのか?と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。様々な年齡の人と交流を持つことできるのが通信制高校の魅力のひとつです。こちらでは、通信制高校に通う生徒の平均年齢をご紹介します。
平成24年度の学校基本調査(文部科学省)の統計では、通信制高校に在籍する生徒の年齢は若年化しており、20歳未満の生徒が全体の大多数を占めるというデータがあがっています。20歳未満の生徒のなかでは特に17歳が多数を占めており、次いで16歳、15歳、19歳(15歳と19歳はほぼ同数)の順で多いようです。この結果から、全日制高校からの転入や、全日制高校を退学してからの中途入学(編入)が増えているという現状がうかがえます。
生徒層の若年化という現象が生じている背景には、学校を取り巻く社会環境の変化や、通信制高校側に求められる期待の変化が大きく関係していると考えられます。一昔前までの通信制高校というのは、経済的な理由や身体的な障害が原因で、全日制高校や定時制高校を断念する人が通うためのものと考える方が多くいらっしゃいました。
今でもそのような役割を担っていることに変わりはありません。しかし近年では、何らかの理由で心のバランスを崩し、やがて不登校になる子供たちが急増しています。このような問題に対し、通信制高校の社会的な役割が、子供たちの「救われる場所」「安心できる場所」として期待を寄せるようになったのです。
通信制高校を取り巻くこのような状況の変化を受け、学校側も生徒のニーズに応えようと、サポート校と連携しながら学習面・生活面・精神面での手厚いフォローを行うようになりました。学習面でも精神面でも、一人一人の課題を克服しながら高等学校卒業を目指していく教育体制へと変化したのです。また、学ぶ人の様々な状況に対応するべく、柔軟な学習システムを設けるようになり、若年層はもちろん社会人や主婦の方、さらにシニア世代まで、幅広い年齢層の方々が入学するようになりました。
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