2015年5月14日(木)〔12:52〕|相学日誌
開設が決まってから、何度も各新聞社から取材を受けている建築コースですが、
今回は生徒の実習先で取材を受けました!
生徒の一生懸命な姿は本当に素敵でした。
深刻な人材不足に悩む建設業界に、経験と意欲のある若手を輩出しようと、通信・単位制の相生学院高校加古川校は本年度、実習に重点を置く「建築コース」を新設した。 仕事場と学校の両方で生徒を教育する仕組みで、15~18歳の男子生徒10人が学んでいる。 若者の担い手確保に向け、協力企業が期待を寄せている。(井上太郎) 教育と職業訓練を同時に進めるドイツ発祥の「デュアルシステム」と呼ばれる。国内では高校生の就職率低下を受け、2004年度から文部科学省が導入を進めている。 昭和住宅稲美工場で実習を受けるのは田口翔君。大小の建材がズラリと並んでいる。 社員の指導の下、田口君は作業着姿で「これは間柱」「垂木、筋交い」とリストをにらみながら仕分けに励む。「祖父が大工だったので、漠然とやりたいと思っていた。早く一人前になりたい」普通高校から転入し、職人への第一歩を踏み出した。 同コースでは、建築大工や内装工などから職種を選択。週のうち、学校での座学は1日で、4日は企業(7社)に出向いて実習に取り組む。見習いとして給料が出るという。また、現場でやりがいを感じてもらうことで、就労意欲を高める効果があるという。 加古川公共職業安定所によると、14年度に管内で建設に係る求人は2619件あり、5年前の09年度に比べて約1.8倍に増えている。ただ、担当者は「専門性の高さがネックで、増え続ける求人数がなかなか埋まらない」と話す。 同工場の鬼一恭士工場長は「このような人材育成は業界全体にとって歓迎。学校とうまく連携し、軌道に乗せたい」と話している。
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