2016年3月26日(土)〔11:23〕|先輩たちの声
田沼 潤平くん
私は相生学院に入学して、様々な体験をすることができ、たくさんの思い出を作ることができました。思い返してみると相生学院での三年間は、時には苦しかったこともありましたが、楽しい思い出ばかりでとても充実していました。
一年目、私はテニスが思い切りできる環境にとてもわくわくしていました。また、親元を離れての生活もあまり体験していなかったので楽しみでした。しかし、練習は予想以上にきつく、入学したての頃は毎日疲れきっていました。また、親元を離れての生活はとても大変で、洗濯、自炊、掃除等全て自分でやらなければならないため、慣れるまで少し時間がかかりました。この体験で、両親の大切さをより感じるようになり、以前よりも、もっと感謝するようになりました。
テニスの面では、厳しい練習のおかげで試合でも自分の力を出せるようになり、結果も少しずつついてくるようになりました。他には、仲間と過ごす時間がとても長いため、時にはケンカをすることもありましたが、仲間の重要性を学ぶことができました。また、先輩がとても優しく、テニスのアドバイスをくれたり、一緒にご飯に連れていってくれたりしてとても楽しかったです。
二年目は、とても強く印象に残っていることが二つあります。一つ目は、二年生の途中から副キャプテンになったことです。私は元々周りのことを気遣うことがあまりできない人間でした。選ばれたときは、荒井先生にも心配かけました。しかし、時間が経つにつれて自分のことだけではなく、周りを見られるようになって、しっかりと指示を出せるようになりました。最初は不安だらけでしたが、人間的にも成長できたと思うので、副キャプテンをやって本当によかったと思います。
そして二つ目は、団体で全国選抜を準優勝したことです。私はダブルス2で県から出場しました。一年目もメンバーには入れましたが、試合には出れませんでした。しかし、出場できない悔しさももちろんありましたが、心のどこかで少し安心している自分もいました。それは、自分のテニスに自信を持てず、相生学院を代表して戦うことを恐れていたからです。そんな自分を変えようと、必死に練習してきました。県から勝ち上がっていって、相手も次第に強くなり、時々負けたりしました。しかし、全国選抜の準決勝で勝敗が私たちのダブルスに懸ったときに日々の練習の成果が実り、自分の実力を発揮することができ、勝つことができました。決勝では負けてしまいましたが、一年目の試合に出なくて安心しているときよりは、自分のテニスを信じられるようになり、成長できたと思います。また、仲間の大切さも改めて団体戦で実感できました。本当にいい思い出です。
三年生は、最後の年でしたが、そんなにいい結果も残せず引退しました。結果が出せなかったのは、自分は一生懸命に練習やトレーニングに取り組んだつもりでしたが、どこかで妥協をしてしまっていたんだと思います。まだテニスは続けるので、この失敗を活かして頑張っていこうと思います。
引退してからは、大学に入るために小論文と面接練習をがんばりました。その甲斐あって、行きたい大学に合格することができました。本当によかったです。大学が決まった後は、同期のみんなと色々な所に行って遊びました。楽しかったし、いい思い出がたくさんできました。
最後に、この相生学院に入って本当に多くの人に支えられていることに気づかされました。これから一生懸命に毎日を生きて、今まで支えてくれた人たちに恩返しをしていこうと思います。三年間ありがとうございました。
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